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zoom RSS フクシマ被災地視察・支援のバス

<<   作成日時 : 2013/10/11 17:18   >>

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                              会津おきあがり小法師




10月5日に‘原発をなくす前橋連絡会’主催の『フクシマ被災地支援・視察』のバスに劇団から一名が参加しました。


‘原発をなくす前橋連絡会’は、被災地へ届ける「ワンコイン・お米ひとにぎり届けよう運動」を行ったり、毎週金曜日には前橋駅北口で非核署名に取り組んでいるそうです。


早朝6時に出発するバスの中は県内各地から集まった人たち50名近く、補助席を足して乗り込みました。
ガイドをしてくれたのは福島県いわき市から自主避難中の丹治幹夫・杉江夫妻です。
幹夫さんは『福島ビデオ』というワープロ修理の専門技師、杉江さんはフクシマ被災者として福島の現状を伝える講演など、精力的に活動をされています。


バスは午前9時30分ごろ東北道二本松インターを下り、川俣町から一般道に下り、福島県内を走りました。


一般道を走るバスの中の放射線測定器は、0.17〜0.7マイクロシーベルト(μSv/h)を打ちだします。
群馬県前橋市の市街地の放射線量は0.03μSv/h位ですから5、6倍〜20倍以上の高い数値です。
車中で最高1.2μSv/hになった瞬間もありました。
地上2.5メートル付近の大型バスの中でその数値ですから、外の地表はかなり高いのだと思います。
福島県内のあちこちで4〜10μSv/hになるところは依然としてあるのだそうです。


米の名産地でもある町村に入ると、作付けされない棚田には雑草が生い茂っていました。
一面耕されたような黒土がみえる田畑もあるのですが、畑の一区画に盛り土があり、ブルーシートがかけられていたり、黒い化学繊維袋に入れられた袋がいくつも置かれています。
それは表土を削る除染作業をした後の光景でした。
同じ場所の一区画に汚染土を保管している、『除染』とは名ばかりの実態です。
それを持っていく場所さえ見通しが立っていないのでした。


昼間の時間しか入れない居住制限区域の町は無人のまま、大地震で倒壊した家屋もそのままに廃墟となっています。



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(バスのなかから撮影)



管理区域に入るには許可が必要で、この視察支援では団体バスとして役所に申請を出し、許可を得たのだそうです。
一般人が滞在できる時間帯は決まっていて、それ以外の時間に侵入しているのが見つかると一人につき罰則金10万円が科せられるのだそうです。管理区域のところどころにパトカーが停まり、取り締まっていました。


南相馬市の日本共産党ボランティアセンターへ支援物資のお米とカンパを届け、センターの方に案内していただきながら、海岸線の方福島第一原発周辺まで向かいました。

請戸(うけど)地域は津波被害の大きかった沿岸部で、一面草原のように生い茂ったセイタカアワダチ草の中に小型漁船やつぶれた自動車、流された家屋、ガレキがあちこちに点在していました。



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朝からあいにくの雨模様だったのですが、傘や合羽をかぶりながらそれぞれバスを降り立ちました。


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両側にガレキが積まれている歪んだ道路を歩いていると、無力感に襲われながら呆然とするしかありませんでした。


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宮城県、岩手県では災害支援が民間からも多く入り、全国からボランティア支援に参加した学生や社会人も多いと思います。
けれど福島県内の実態は、いまだに手のつけられない地域が広範囲にわたって存在し、暮しのすべを奪われたまま仮設住宅で暮らしている人々が大勢いるということを、この視察で改めて知りました。
県外へ避難・移住した人も‘ふくしまもん’というだけで大人から子どもまで心無い中傷をうける差別の実態もあるのだそうです。


大震災、津波、放射能汚染、いわれぬ差別、果てしない苦しみを受けている人々と地域があるということを忘れてはいけないと思いました。


ボランティアセンターでお会いしたスーパー店経営の男性は原発損害賠償原告団団長として、「生業(なりわい)を返せ!地域をかえせ!」のスローガンを掲げ、東電と国を相手に集団訴訟を起こし、今年7月から公判が始まっているとのことです。
生活再建さえままならず、必死に復旧しようとしているところへ訴訟を起こすことに、地域の仲間から白い目でみられることもあるのだそうです。
次の世代の子どもたちが生活基盤を漁業の町で再び築くことができるように、集団訴訟裁判を闘い続ける覚悟ですと話してくださいました。
被災地の各地で、また避難先の地で、同じように完全賠償を求める集団訴訟の動きが広がっているとのことです。




原子力発電所を再稼働させ、原子炉設計技術を後発国に輸出しようとする日本政府。


原発事故の放射能汚染は、人々のくらしと相容れない災厄しかもたらさないということを、日本中の市民が知っていなければならないと、強く感じました。
犠牲の上に成り立つ「豊かさ」は偽物で、もろいものです。











  ☆‘原発をなくす前橋連絡会’事務局/前橋民商内
     п@027−224−2936
  
  ☆日本共産党南相馬市ボランティアセンター
     п@0244−26−8880


























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