「あかぎ未来スタジオ春まつり」にご来場いただきありがとうございました。
ゴールデンウィーク中の5月5日は、早朝に東京湾近海で大きな地震があったり、また朝からあいにくの曇り空にもかかわらず、大勢のみなさんが未来スタジオへ足を運んでくださいました。
チェロの演奏を聴き、手使いの人形劇をご鑑賞いただく午前の部と、スタジオや林の中で色々なあそびを親子で楽しむ午後の部という二部構成の企画を、みなさんのご都合に合わせて思い思いに楽しんでいただきました。
当日の公演風景をご紹介します。
前橋在住のチェロ演奏家の富山節子さんのコンサート。
ピアノ伴奏は平方幸子さん。
劇団の古くからの友人である富山節子さんの演奏を聴くことのできる機会は少なく、多くの方々に喜ばれました。
音楽の演奏後、続けて大井弘子さんによる手使いの人形劇が同じ舞台の上で始まりました。
共演するのは劇団の秋山さんです。
人形ってこんなに素朴でいいんだ
人形や裸の手からこんなにも想像の世界がひろがるんだ
懐かしくてあたたかく、ユーモアに満ちていて、少し怖いところもある
大井さんの舞台は、大人もこどもも、客席が舞台と一体になり、どんな人でも出会えばその魅力に魅せられる、すばらしいパフォーマンスでした。
出演者のみなさんです。
(左から富山さん、平方さん、大井さん)
富山さんも大井さんもとても小柄な方です。
その中から力強い表現力が生まれることに驚きます。
この日はスタジオ中、おまつりらしい飾りを施したり、あそびのひろばの案内看板をあちこちに立てました。
緑したたる林の中、石橋先生の弓矢コーナー。
スタジオのリハーサル室では、吹き矢のコースが出現。
細長い筒に矢を込めて吹いてみると、意外なほど遠くまで飛んでいきます。
一度やってみると、だれでもはまってしまいます。
吹き矢はれっきとした協会のある、ヨーロッパ発祥の認定スポーツなのだそうです。
ライオンおじさんの紙細工のコーナー。
絵の具で色をつけたり、ハサミを使ったりして、頭に被るお面やブーメラン、くるくる旋回しながら舞い下りてくる紙おもちゃをつくってくれました。
女の子たちが夢中になったのは、みねさんの封筒人形コーナー。
さっき観た人形劇のようにお話がつくれそうでした。
廊下では、木工教室を開いている柏葉さんという方の手作り作品を自由にさわって遊べるコーナーもあり、シーソーやバイクの乗り物が人気でした。
そして今回も桶川市のいなほ保育園父母のみなさんが、食堂やおやつ販売をしてくださいました。
常連のみなさんや公演の手伝いをしてくださったみなさんのおかげで、今年の五月の催しも無事終了することができました。
みなさんありがとうございました。
スタジオの駐車場は詰め込み式のため、午後もゆっくりしたいという方まで、車の移動の都合上、そのままお帰りになるという状況をつくってしまい、ご不便をおかけしたことを申し訳なく思っております。
至らなかったところは、今後の課題にいたします。
《音楽と人形劇の裏方としての公演を終えて》
音楽のコンサートと演劇や人形劇の会場空間の条件は対照的であり、音楽演奏のためには細かな配慮がより必要であったということが課題として残りました。
大井弘子さんは群馬中芸の舞台を毎回のように東京から見に来てくださり、いつも劇団にとって貴重で大切な助言をしてくださる大先輩の舞台人です。
ソビエト時代からロシアの舞台芸術を深く学び、文化交流をつづけていらっしゃる大井さん。
古く「人形座」の頃から、現在は「ビバボ人形劇」の一員である大井さんの舞台を、この度群馬で上演し、みなさんにお届け出来るというまたとない機会となりました。
大井さんの『手のファンタジー』は、客席のみなさんはもちろん、舞台裏で手使い人形を生み出す大井さんの後ろ姿を目の当たりにした劇団にとっても、とても魅力的な表現者の姿でした。
また、共演者として出演することで、みる人とのかけあいから生まれる交流を肌で実感することができ、とても学ぶことの多い体験をさせていただきました。
おまけの写真
「あらいけない! 小道具のかさを忘れたわ!!」
(舞台仕込み中の大井さん)
チェロの演奏を聴き、手使いの人形劇をご鑑賞いただく午前の部と、スタジオや林の中で色々なあそびを親子で楽しむ午後の部という二部構成の企画を、みなさんのご都合に合わせて思い思いに楽しんでいただきました。
当日の公演風景をご紹介します。
前橋在住のチェロ演奏家の富山節子さんのコンサート。
ピアノ伴奏は平方幸子さん。
劇団の古くからの友人である富山節子さんの演奏を聴くことのできる機会は少なく、多くの方々に喜ばれました。
音楽の演奏後、続けて大井弘子さんによる手使いの人形劇が同じ舞台の上で始まりました。
共演するのは劇団の秋山さんです。
人形ってこんなに素朴でいいんだ
人形や裸の手からこんなにも想像の世界がひろがるんだ
懐かしくてあたたかく、ユーモアに満ちていて、少し怖いところもある
大井さんの舞台は、大人もこどもも、客席が舞台と一体になり、どんな人でも出会えばその魅力に魅せられる、すばらしいパフォーマンスでした。
出演者のみなさんです。
(左から富山さん、平方さん、大井さん)
富山さんも大井さんもとても小柄な方です。
その中から力強い表現力が生まれることに驚きます。
この日はスタジオ中、おまつりらしい飾りを施したり、あそびのひろばの案内看板をあちこちに立てました。
緑したたる林の中、石橋先生の弓矢コーナー。
スタジオのリハーサル室では、吹き矢のコースが出現。
細長い筒に矢を込めて吹いてみると、意外なほど遠くまで飛んでいきます。
一度やってみると、だれでもはまってしまいます。
吹き矢はれっきとした協会のある、ヨーロッパ発祥の認定スポーツなのだそうです。
ライオンおじさんの紙細工のコーナー。
絵の具で色をつけたり、ハサミを使ったりして、頭に被るお面やブーメラン、くるくる旋回しながら舞い下りてくる紙おもちゃをつくってくれました。
女の子たちが夢中になったのは、みねさんの封筒人形コーナー。
さっき観た人形劇のようにお話がつくれそうでした。
廊下では、木工教室を開いている柏葉さんという方の手作り作品を自由にさわって遊べるコーナーもあり、シーソーやバイクの乗り物が人気でした。
そして今回も桶川市のいなほ保育園父母のみなさんが、食堂やおやつ販売をしてくださいました。
常連のみなさんや公演の手伝いをしてくださったみなさんのおかげで、今年の五月の催しも無事終了することができました。
みなさんありがとうございました。
スタジオの駐車場は詰め込み式のため、午後もゆっくりしたいという方まで、車の移動の都合上、そのままお帰りになるという状況をつくってしまい、ご不便をおかけしたことを申し訳なく思っております。
至らなかったところは、今後の課題にいたします。
《音楽と人形劇の裏方としての公演を終えて》
音楽のコンサートと演劇や人形劇の会場空間の条件は対照的であり、音楽演奏のためには細かな配慮がより必要であったということが課題として残りました。
大井弘子さんは群馬中芸の舞台を毎回のように東京から見に来てくださり、いつも劇団にとって貴重で大切な助言をしてくださる大先輩の舞台人です。
ソビエト時代からロシアの舞台芸術を深く学び、文化交流をつづけていらっしゃる大井さん。
古く「人形座」の頃から、現在は「ビバボ人形劇」の一員である大井さんの舞台を、この度群馬で上演し、みなさんにお届け出来るというまたとない機会となりました。
大井さんの『手のファンタジー』は、客席のみなさんはもちろん、舞台裏で手使い人形を生み出す大井さんの後ろ姿を目の当たりにした劇団にとっても、とても魅力的な表現者の姿でした。
また、共演者として出演することで、みる人とのかけあいから生まれる交流を肌で実感することができ、とても学ぶことの多い体験をさせていただきました。
おまけの写真
「あらいけない! 小道具のかさを忘れたわ!!」
(舞台仕込み中の大井さん)
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